あいさつで印象を上げる③

前回は相手より少し高いトーンやテンションであいさつすると効果的です、と書きました。

では、相手が先に声を出してくれるならともかく、自分から声をかけるときは?
では、自分から挨拶するときはどうしたらよいのか。

相手の様子を見るだけで、瞬時に、自分が出すべき最適なトーンがイメージできます。

脳の中にある神経細胞「ミラーニューロン」の作用によるものだと思います。「ミラーニューロン」は「モノマネ細胞」などとも呼ばれます。

他の個体の行動を見て、まるで自身が同じ行動をとっているかのように”鏡”のような反応をすることから名付けられた。他人がしていることを見て、我がことのように感じる共感(エンパシー)能力を司っていると考えられている。
(Wikipedia)

パルマ大学(伊)のジャコーモ・リッツォラッティ(Giacomo Rizzolatti)らによって、1996年に発見された比較的新しい概念です。
僕の周りで聞いてみたところ、思いの外ご存じの方が少なかったので、念のため解説します。

簡単に言うと、他人の気分を見ただけで察することができる、同じような気分になるといったような脳の働きを指しています。

たとえば、グルメ番組でおいしそうにご飯を食べているタレントを見ると何か食べたくなる、怒っている人の近くにいると理由もなく怒りの感情が湧いてくる、逆に機嫌のいい人がそばに寄ってくるといい気分になる。

あなたにも覚えがあるのではないでしょうか?

特に営業をやっている人にはぜひ覚えていただきたい研究結果です。
これをうまく使えると、非常に有用です。

いま取り上げているあいさつなどももちろん、自分がいい気分でいれば相手にもいい気分が伝播するわけですから。

成功者の近くにいると、成功する確率が高くなるなどと言われるのも、近くにいるだけで、起きた出来事に対する反応の仕方を学べるからなのかもしれませんね。

この概念を知っているだけで、かなり多彩な応用が可能になりますよ(*^^*)