凡人の強みとは?

天才ではなく、凡人に生まれたことは残念なことではあるんですが、残念がっているだけでは仕方ありません。といいながら、僕は長年残念がっているだけのしょうもないやつでしたけど…^^;

スポーツや芸術の世界はもちろん、もしかしたら営業の世界でも、天才でないとどうしようもない場面もあるかもしれません。とりあえず、そういう特殊な場面はとりあえず置いておきましょう。めったにありませんし。

違う角度から考えてみましょう。
営業の世界に限らず、普段面会する方の大半(人や業界にもよりますが、おそらく90%以上)は凡人の範疇に入る方なのではないでしょうか? と考えると、自分が凡人であることのメリットは沢山見出すことができます。

・お客様と考え方が近い
・お客様と生活体験が近い
・お客様と金銭感覚が近い
・お客様と得意不得意が近い
・お客様と服装が近い
・お客様と趣味が近い
・お客様と好きな芸能人が近い  etc

これだけ共通点があれば、仲良くなることは簡単、とは考えられないでしょうか。つまり、相手の気持ちを理解することが比較的容易なわけです。

逆にいわゆる天才と言われるような営業パーソンがやってきたら、引いてしまうお客様だっていらっしゃるでしょう。あまり力量差を感じると、人は警戒してしまうものですから。
(ほんとうの意味で天才的な方は、そういう変なギャップを見せないこともうまいですが)

ということは凡人の方が守備範囲は広い。まず、ここに勝機を見出していくほうが天才と真っ向から張り合うよりよほど可能性がありそうです。
自分が凡人であると自覚している以上、謙虚に他人のいいところを取り込む能力がある。

相手に警戒されにくいから、本音のお話や、ときに掘り出し物のいいお話を教えていただけたりもする。

優れた方にお会いしたとき、こちらから教えを請うても、結構ケチらずにお話いただける。

こうした凡人のメリットを探し出し、それをうまく利用し、自らの成長を促進していく。

そんなことをしていると、いつの間にか自分の長所が伸ばせる。天才とも戦える力がついていたりするものだと思います。

たとえば、WBCで世界が認めた広島のセカンド菊池選手は自分は守備の選手だとおっしゃっています。しかし、昨季(2016年)セ・リーグ最多安打を記録した打撃の名手でもあります。もちろん、打撃の練習を粗末にしていたわけではないのでしょうが、自分の長所である守備を磨くことを最重要ポイントと決めて練習していたように思える発言です。

もちろん、それで天才にすべて勝てるようにはならないかもしれません。

しかし、自分の得意分野に引きずり込む、自分の長所を最大限にアピールできる戦いに商談をコントロールするなど、先手を打っていくことでかなりの部分をフォローできるのではないでしょうか。

いちど、凡人のメリットを整理してみてはいかがでしょうか?

僕も日々考えていますが、もしいいアイデアがあればぜひ教えて下さいね。お互い切磋琢磨していきましょう。

(写真は東北の遅咲きの桜です)