先行者利益は、「先発優位」とも呼ばれ、新たな市場にいち早く参入したり、新製品をいち早く導入したりすることにより得られるメリット(利得)をいいます。
(金融経済用語集 – iFinance)
ビジネス的にはこの点が大きいですね。
メルマガ、ブログ、Twitter、Facebook、Youtube、Instagram、Line@などで
初期に参入した人が現在でも支配的な力を発揮している例が多くあります。
メルマガやYoutubeの登録をしている人は実感していただきやすいと思うんですけど、
最初は物珍しさもあって、ちょこちょこ登録したりします。でも、参入者が増えてくると、読み切れなくなっったりして新しいものに登録しなくなっていきますよね?
単純に参入者が少ないと目立てます。
上記のように、購入意欲の旺盛な方が多い状態でもあります。
人は選択肢が多すぎると、かえって選択できなくなるという科学的な根拠もあります。
(選択の科学 http://amzn.to/2BuOdnD)
そして、先行者利益を取るためには、
「質より量」
なのです。
僕が師事した、1100万部編集者 長倉顕太さんも、このパターンで先行者利益を得ています。
彼は、電子書籍を毎月一冊発売し(累計27冊)、
情報発信というキーワードでAmazon検索したら
何冊も自著が表示されるようにしています。
(タイトルとかの工夫もあります)
つまり、情報発信の第一人者とみなされる可能性が
高いということですね。
繰り返しますが「質より量」なのです。
大した内容ではなくても、数を出すことが肝心ということです。
具体的にどうしたらいいか。
質は全く問わない、というわけではありません。
最低限の質は確保すべきと思います。
子どもの作文レベルの書籍を出版して、売れ続けるわけもありません。
レビューで悪い評価を付けられすぎる恐れもあります。
要は「こだわりすぎてグズグズするくらいなら、多少仕上がりが不十分でも
出してしまった方がいい」ということです。
総合すると、
「ページ数が少なくてもいいから本を沢山出す」
戦略がもっとも有効なのではないかと、僕は考えています。
本の質については、まだお話しすべきことがあります。
これについては、また別の機会に。