作業興奮。
ドイツの心理学者クレペリンが発見(命名)したと言われる現象です。
最初はやる気がなかった作業を始めてみると、いつの間にかやる気になっているといったものです。
このクレペリンさんが発見したというのは、俗説であるという方もいらっしゃり、本来なら文献等で調べた方がいいんですけど… 時間の関係で中断(すみません)
少なくとも、Wikipediaに記載はありませんでしたね… (?_?)
で、学会等での真偽はともかく、これは体験的に効果がある考え方だと思います。
とりあえずやってみると、全部とは言いませんが、だいたいの作業は終わらせたくなります。
まず、4分だけやってみよう、と呼びかけている方もいらっしゃいます。
やってみると、1~2分で集中力が上がっていることに気づかれると思います。
前の記事で書いた「人はリスクを2.5倍に感じているから、いやなものの実態は1/2.5なのではないかと一度疑おう」ということと併せて使ってみると、あと回りが激減します。
ちなみに、作業に疲れて来たらあえて「キリの悪いところでやめる」ようにしましょう。
脳科学者の中野信子さんが何かで言っていた記憶がありますが、こうすることで、脳はバックグラウンドで考える作業を続けることになるから、という話だったと思います。
これもなかなか効果のある方法です。
僕も体験的に、作業する時間がないときでも、「まず課題を認識する」ようにしています。脳に問いかけだけをしておくイメージですね。とりあえず検索ワードだけ放り込んでおくみたいな。
そうすると後で不意にアイディアが浮かんでくることが多々あります。上記と近い考え方ですね。
まとめると、
- 作業の実際の労力は1/2.5程度なんじゃないかと疑ってみる(気が軽くなる)
- 時間がないときは、とりあえず課題を認識する。
- 時間があるときは、とにかく取り掛かる。
- 作業を中断するときは、キリの悪いところでやめる。
結構、有効な組み合わせだと思いますよ( `―´)ノ