前回はこのブログへたくさんのアクセスをいただきありがとうございました。(投稿日に1400回以上のアクセスをいただきました)
いままで計測していなかったのでビックリするとともに、身が引き締まる思いです。重ねてお礼申し上げます。m(_ _)m
さて、今日の記事です。
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もし可能なら、あいさつの前後に、相手の方の身体の一部に触れることができると好感度数倍アップです。
私が働いていた会社で、「天才」と呼ばれていた大先輩の営業パーソンがいらっしゃいました。
その方に営業の極意をお聞きしたとき、「お客様の身体に触れること」と教えていただきました。
お友達やご家族同士で試していただくとわかりますが、軽く身体に触れられると、妙に親近感が湧いてきます。
選挙運動で握手を求める候補者などは、この効果を狙っているのではないでしょうか。
とはいっても、欧米人と違って、日本で握手を求めるというのは、不自然な感じがして、やりにくいものではないでしょうか?
先述の先輩から教えていただいた方法や、その後自分で工夫したテクニックを書いてみます。
・合ってすぐに握手を求めるのは、日本人は照れてしまいますし、お相手の方もちょっとギクッとされることも多くあります。しかし、お話が、和やかに経過したときの別れ際などは、握手を求めるチャンスです。
お相手も打ち解けていますから、びっくりされることはあまりありません。
・飲み会の別れ際などは、もっと簡単に握手をすることができます。当然打ち解けていることが多いですからね。
・立って会話しているときがチャンスです。タイミングの良いときに、お相手の方の、二の腕や肩など、失礼にならない部位に軽く触れましょう。
・廊下でばったり出会ったときなども上記同様のチャンスです。
・応接の場所などをご案内する際も、非常にやりやすいタイミングです。お相手の左側に立って、左手で方向を指しながら、さり気なく誘導するように背中に触れる。
・お相手の方が、面白い冗談や驚くような話題を聞かせてくれたときも、チャンスです。「そのお話すごく面白いですね~」、「そのお話本当なんですか?」などというセリフを話しながら二の腕を触るとすごく自然です。
探してみると、いろいろなチャンスがあります。
それにしても、身体に触れられるとなぜ親しみが湧くのか?
この投稿を書くに当たり改めて調べましたが、いまのところそのはっきりした理由を書いている本や記事を見つけることはできていません。
僕はいまのところ、認知的不協和を避けているのかな、と考えています。
簡単に言うと、体に触れられる仲なのだから、自分はこの人を信頼している、仲間だと思っている、と脳が認識するということです。
嫌いな相手なのに、親しい人とだけ行う行為である接触が起きるという相反する状態に人は耐えられない。だから、相手に好意があると思い込もうとするということです。
当たらずとも遠からずではないかと考えています。
この先、きちんとした理論を見つけたら、また改めて報告しますね~ (^o^)/