営業コミュニケーションアドバイザー兼電子書籍作家・プロデューサーの佐崎秀樹です。
「もうダメだ~」、「これ以上はムリ」などと感じたときどう対処していますか?
これは、どちらかというと体力的な話ではなく、仕事に行き詰まったり、アイデアが出なくなったりしたときの話です。
確か、売れっ子の作家さんがおっしゃっていたと記憶していますが(たぶん本谷由紀子さん? 違ったらスミマセン)、彼女は原稿などで行き詰ったときに、ご自身に対して「お前はそんなもんか?」のように活を入れているとか。
これ、僕にはとても響きました。
強く刺さる言葉だと思うんですよね。たぶん共感してくれる方も多いと思います。
なんで強いのか…?
たとえば、「どうせ私なんて…」といったセリフを言う人は、自分が見ている自分の人物像に対してがっかりしていますね?
がっかりするってことは、「どうせ、なんて自分が思えない自分でいたい」って強い思いがありますよね?
うまく伝わってるかな?(笑)
「信頼できる自分でいたい」って願望がありますよね。
逆にいうと、本気で不可能と思っていることは「どうせ…」とか思う前に、悔しさも後悔もないわけです。
今、自分が宇宙飛行士じゃないことを本気で悔しがっている人って、(元宇宙飛行士候補生とかは除き)ほとんどいらっしゃいませんよね。
もし、自分が宇宙飛行士だったら、今頃超モテモテだよなといった、ほのかなあこがれなんかはあると思いますけど、本気ではないですよね。
つまり、自分に可能性があることにしか、くやしさやうらやましさは芽生えない。
つまり、出来る可能性が高いと、自分の本能が認識しているから悔しんですよ。
普段からこういうことを意識している方ってあまりいらっしゃらないかもしれませんが…。
これを意識に上げられるととても強いエネルギーが出てきます。
僕も、一緒にPodcast(インターネットラジオ)をやらせていただいている野澤卓央さんから教えていただいたNVCというコミュニケーション手法をベースにした考え方なんですが。
ご興味のある方はこちら↓
話を戻すと、こういう刺さる言葉って、人が普段意識するのが難しい、「感情の底にある本当の望み」に届いているんじゃないかなと思ったりするわけです。
こういう、本当に心の底にあるものに刺さる自分に合った言葉をたくさん見つけられると人生が豊かになるんじゃないかなと思います。