一番というのは人の記憶に強く残るものです。
たとえば、日本で一番高い山は富士山ですが、二番目・三番目をご存知でしょうか?
二番目くらいまで覚えている方もいらっしゃるかもしれませんが、三番目はなかなか覚えていないのでは?
二番目を覚えている人も自然に覚えたというより、ネタ的に意識して覚えた方が多いのではないでしょうか。
ちなみに、二番目は「北岳」赤石山脈(南アルプス)、三番目は「奥穂高岳
」 飛騨山脈(北アルプス) だそうです。
理屈はわかるけど、自社の商品は業界首位の商品と比べて圧倒的にシェアが
低いから困っている、という方もたくさんいらっしゃるかと思います。もちろんそういった境遇の方にとどめを刺すために書いているわけではありません。
全国のシェアで一番になれないからと言って、悲観していても何も始まりません。
大きな枠で勝てないなら、細分化して考えましょう。
結論は、ある地域である商品がNo.1になればいいのです。
これを訴えることで、結構数字が作れたりします。
業界や商品によっても違うかもしれませんが、自分のテリトリーでこういうネタを増やすことでどんどん戦力が増えていきます。
細かくて構いません。
細かい一番をふやすことに力を使いましょう。
時間がかかるかもしれませんが、絶対に力になります。
ご参考までに、もっと別の切り口を考えてみるます。
・部門No.1
・ある業界のある部門N0.1
・先週のNo.1
・本日のNo.1
・ある地域の女性向けのNo.1
・こどもの好感度No.1
・ある著名人や実力者にとってのNo.1
・リピート率No.1
・好感度No.1
・ある機能に関してだけはNo.1
・設計者の熱意No.1
・社員の評価No.1
・自社の営業が本音で売りたいNo.1
・他社の社員がこっそり買っている率No.1
・アンケート返信率No.1
・ブログ登場回数No.1
・私の個人的おすすめNo.1
etc
いくらでも、モノの言いようはあると思いませんか?
そういう目で自社商品を見直したとき、何かが起きることが往々にしてあるものですよ(^^)