「すぐにやらないと怒られる仕事は後回しにしちゃうんです」と新入社員は言った…   売れない営業はうさん臭いヤツ

この記事をシェアする

この記事は 約 6 分 でお読みいただけます。

〈この記事はおよそ8分でお読みいただけます〉

営業コミュニケーションアドバイザー兼
電子書籍作家・プロデューサーの
佐崎秀樹です。

記事をご覧いただきましてありがとうございます。

この記事では下記のことをご紹介しています。

1.不思議な新入社員がやってきた
2.不思議発言の真意は?
3. うさん臭い新入社員の不安点
4.うさん臭いヤツ脱出(させる)作戦!を考えてみた

1.不思議な新入社員がやってきた

 僕の部署(営業)に新入社員がいる。 
 

 結論からいうとなかなかに
「うさんくさい」ヤツなのである。

 ご存知の方も多いと思うが、
いちばん売れない営業は「うさんくさい」ヤツ
と言われている。

関連記事はこちら↓

「どんなキャラの人が営業に向いているんだろうか?、向かないのだろうか?」 営業職に就いて以来、ときどき考えてしまいます。 実際に...

 ちなみに、うさん臭いとは
「見た様子がなんとなく怪しくて油断できない」
と辞書に書かれている。

 困った。

 管理職としてどう対応しようか?

 今まで仕事で接したことのないタイプだ…

 彼は2018年4月入社なので、今日(3月31日)で丸一年。

 関西の有名私大を卒業している。

 実際営業の担当を持ったのは、
研修期間が終わった2018年10月からなので、
実務経験は半年ということになる。

「うさん臭い」見かけをしているだけあって(?)、
中身もなかなかに個性的だ。

行動の動機が読めないことが多い。

 どうもこれは、
ゆとり世代とかの問題ではなさそう。

 ん? いや、関係あるのか?

 考えてもわからんからそれは置いておいて。

 個性は強烈だが、あくまで「ある意味」である。
 強烈と言いながら、おとなしい方である。

 伝わるかどうかわからないが、

彼のキャラを伝える努力をしてみよう。

・背は低めで太っている。
プーさんと言われ友人たちから可愛がられている
と本人は言うが、
体形はプーさんでも
目つきが悪いので、
申し訳ないが

 ……かわいくない。

・ファッションはわりとスーツや時計にお金をかけているが
とにかく野暮ったい。昭和感が半端ない。

 もうすぐ平成も終わろうというのに……
  (@_@;)


・基本マジメで善人と思われるが、
全くリアリティのない自慢話、
つまらないゴマカシ(ウソ)が多い。

 ……どうやら、口先だけで社会を乗り切れる
  と思っているフシがある。


・口下手。

 基本口下手なのにムリに話そうとするのがデフォルト。
 不自然なので話していると疲れる。

・彼女いない歴=年齢、友達も少ない
 なので、
怖いくらい他人の気持ちが汲み取れない。
 共感力が低いっていうのは万人が言っている((+_+))

  今後本格的に営業活動をしても
 今のままでは成果は程期待できない


 なんとなく想像していただけただろうか? 
 ……珍しいタイプだから、難しいかな(笑)

 まあ、テキトーにお願いします。
 (アイキャッチ画像にヘタな似顔絵を描きました)


2.新入社員の不思議な発言

 数日前のこと、
何かと仕事を後回しにする彼に理由を聞いた。


彼「すぐにやらないと怒られる仕事は後回しにしちゃうんです」

僕「え? すぐにやらないと怒られる仕事を後回しにすると、
  もっと怒られるんじゃないの?」

彼「そうなんですけど、そのときは、なかったことにしちゃいたいんですよね」

僕「……」 

 なんというか、おそらくかなりの小心者。
 1年間思っていた以上というか以下というか、
想定外!

 その場だけ(とりあえず)しのげればよかったのか……
(;・∀・)

 だから、こそくなウソや意味不明の発言が多かったのか……

 みなさんどうですか?
こんなヤツあなたの会社の若手にもたくさんいるんですか?

うちの会社で僕が接してきた中では初めてですね。

 あ、ちょっと近いタイプはいたかな?

3.うさん臭い新入社員への心配

 以前教わったことがある。
「人間、35歳を過ぎると生き方が顔に現れる」
と。

 確かにそうだと思う。
 周囲を注意してみればわかる。

 めちゃくちゃやさしそうに見えるが、
感情をため込みやすく、
すぐ切れる先輩は口元が歪んでいる。 

 営業の仕事から逃げ腰で、
多くの客先から嫌われがちな同い年は

目に生気がなく、いつも目の下のクマが絶えない。

自分の最低限の仕事は断固として拒否し続けている
事務の女性は
目つきにガンコさがあふれている。

 自分の仕事を精一杯頑張って、
仕事を楽しんできた人たちは、
中年になってもさわやかで信頼できる顔つきをしている。

……

 新入社員の彼の場合、
最初から少し異様な目をしている。
三角に近い目の形。
 しかも、少しくぼんでいるようで感情が読み取りにくい形状だ。

 その目で上目遣いをすることが多いから、
かなりこわい。

 まだ23歳なんだから、
顔に生き方が出るような歳じゃないだろうに……。

 彼の同期を何人も見たが、
普通に礼儀正しいはつらつとした若者ばかりである。

 おそらく、相当思い込み激しく自分の道を貫いてきたんだろうなぁ。
 良くない意味で……。

4.うさん臭いヤツ脱出(させる)作戦!を考えてみた

 だいぶ愚痴っぽい話を長々書いてしまったが、

この後の話は多くの方にお役に立ちます!

 とにかく、会社から預けられた以上
彼を早く一人前の営業パーソンに育てるのが僕の使命。

まず、逃げ腰を直してもらわなくてはならない。

 悪い癖を直すには、
「気づき続ける」ことが特効薬!


 その際の注意事項は、
「自分を責めない」こと。

 自分を責めることは、
自分のパフォーマンスを下げる
だけ。
(筋力テストで証明できる)

 気づいた自分を無理に持ち上げてもいけない


だた、何度も気づき続ける。


 気づいたことに対して

「気づいた!」って
認めてあげたら力が出たりするからそれもいい。

(よかったら試してみて^_^)


 それと同時に、
次は「傾聴」体験。

 きちんと話を聴いてもらうことが
どんなにうれしいか体験してもらい
「口下手」という特徴を
「聞き上手」に昇華させるトレーニング。

それから、毎回困難をビビりのせいで後回しにしないように、
報告的意味合いもかねて、
社内で「ロール・プレイング」
してから送り出します。

そして、なにより大切なのは、
僕ら上司・先輩が彼のポテンシャルを信じること。

いやすでに信じていることに気づくことです。

彼を無意識的に信じているからこんなにあれこれ言うのだと。 信じることで、彼のパフォーマンスが上がるのだということを。

スポンサーリンク